1月17日は「防災とボランティアの日」です。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機として、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で制定されました。また「同年12月、政府は災害対策基本法を改正し、国及び地方公共団体はボランティアによる防災活動の環境整備に努めることが法律上初めて明記」(*1)されました。
それから28年、数々の自然災害において、ボランティアの活躍とその課題が取り上げられ、「災害ボランティアセンター」の設置や、「ボランティア保険」の多様化など防災ボランティアを取り巻く環境は徐々に整備されつつあります。
災害ボランティアには、がれきの撤去や泥水のかき出しなどの応急対応だけでなく、その後の復旧・復興対応、さらに事前の備えなど、求められる内容は多岐にわたります。
1月15日から21日までを「防災とボランティア週間」として、防災活動の普及を目的とした講演会や展示会などが全国で行われます。自分にできること、身の回りで必要なことをこの機会に考えてみてはいかがでしょうか?
*1 内閣府 防災情報のページ 特集「防災ボランティア」
https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h22/01/special_01.html
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砂防会館別館7階