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メールマガジン掲載記事

◆◆◆活動の鍵◆◆◆

こちらでは、メールマガジンで取り上げられた内容を掲載しています。

2023年1月6日 (第5号)


【災害ボランティアについて】

 1月17日は「防災とボランティアの日」です。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機として、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で制定されました。また「同年12月、政府は災害対策基本法を改正し、国及び地方公共団体はボランティアによる防災活動の環境整備に努めることが法律上初めて明記」(*1)されました。
 それから28年、数々の自然災害において、ボランティアの活躍とその課題が取り上げられ、「災害ボランティアセンター」の設置や、「ボランティア保険」の多様化など防災ボランティアを取り巻く環境は徐々に整備されつつあります。
 災害ボランティアには、がれきの撤去や泥水のかき出しなどの応急対応だけでなく、その後の復旧・復興対応、さらに事前の備えなど、求められる内容は多岐にわたります。
 1月15日から21日までを「防災とボランティア週間」として、防災活動の普及を目的とした講演会や展示会などが全国で行われます。自分にできること、身の回りで必要なことをこの機会に考えてみてはいかがでしょうか?

*1 内閣府 防災情報のページ 特集「防災ボランティア」
https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h22/01/special_01.html


【「災害用伝言ダイヤル」と「災害用伝言板」について​​​】

 多発する自然災害において、家族や知人の安否確認を行うことができる「災害用伝言ダイヤル(171)」。阪神・淡路大震災を契機に開発され、1998年3月に稼働開始となりました。震度6弱以上の地震等が発生した際に利用可能となりますが、災害発生時を除き、以下の日程で体験版が利用できます。
 ・防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
 ・毎月1日及び15日 00:00~24:00
 ・防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
 ・正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
 なお、2005年8月にスタートした、インターネットを利用した「災害用ブロードバンド伝言板(web171)」は、2012年8月末にスマートフォンへの対応や伝言登録の通知機能などを有する「災害用伝言板(web171)」へと進化しました。上記日程で体験版を利用できます。普段から家族や知人とルールを決め、ぜひ実際に体験してみるようにしましょう。

NTT 災害用伝言ダイヤル https://group.ntt/jp/disaster/service/171.html


◆◆◆過去ログ◆◆◆

2022/12/01
第4号:レポート:「「防災への構え」講演」「第3回 自治体議員福祉研修」、開催予定:「令和4年度 国総研講演会」
2022/11/01
第3号:レポート:「危機管理産業展」「防災国体」、ニュース:「防災功労者総理大臣表彰」、開催予定:「危機管理産業展」「先進建設減災技術フェアin熊本」、「オフィス防災EXPOin大阪」
2022/10/01
第2号:「防災国体」「危機管理産業展」「全国まちづくり会議in東京・すみだ」

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