防災士インタビュー

宮本賢一さん

お仕事の内容をお聞かせください

弊社では長年の経験と知識および技術の蓄積を基に、お客様のあらゆるニーズに応じた地図を、地理空間情報と位置情報を駆使して提供しています。主に一般的な地形図から防災マップや都市計画図や観光ガイドマップなど、企画から現地調査・撮影取材・経年修正・デザイン・編集・データ入力・印刷・加工まで、目的別に応じた幅広いジャンルの地図を作成しています。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

東日本大震災を機に、行政・地方自治体の防災に対する意識の高さは、営業を通じて感じました。弊社でも防災に関する業務(防災マップや防災アプリ等)に取り組んでいて、防災についての知識は独学で学んでいましたが、しっかりとした知識を身につけて、防災士の視点から色々と話ができればと思いました。また、結婚し、こどもが授かった事で、夫として、父として家族を守るために必要な事だと思い、防災士の資格を取得しようと決意しました。

防災士の資格を取得して得たことを、どのように職務や地域での活動に役立てようとされていますか

仕事に活かせればと思い取得した防災士ですが、防災士研修で学んだ事を自身の知識として蓄えるだけでなく、身近な家族や生まれ育った地域の方に共有してこそ防災士として活動した事になるのではないかと思いますので、積極的に情報発信していければと考えています。

現在、実際に取り組まれていることがあればありましたらご紹介ください

防災イベントや防災セミナーで、防災マップの見方や災害時の位置情報の伝達手段について、お話をさせていただいています。そこでは自分たちが住んでいる地域の防災マップを見たことがないという方が意外に多いと感じました。自分たちがどういった災害のリスクがある地域に住んでいるのか、それを知る事が防災への第一歩だと思います。この活動を通じて、地域の方が防災について考えるきっかけになれば、嬉しいです。

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