防災士インタビュー
正木明さん
お仕事の内容をお聞かせください
朝日放送(ABC)にて気象予報士として、天気予報を担当しています。
5時00分~6時45分 「おはようコールABC」
6時45分~8時00分 「おはよう朝日です」
ご自身で被災された経験がございましたら、お聞かせください
1995年の阪神淡路大震災は、番組の生放送中の出来事でした。スタジオの天井に吊るされている照明は大きな音を立てて激しく揺れ、その後スタジオは真っ暗に。電源が復旧すると同時に、余震が続く中、報道局に寄せられる地震情報を伝え続けました。ですが、入ってくる地震情報は東海や関東からのものがほとんどでした。関西の地震観測網自体が寸断されてしまったためです。
なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか
災害が発生するような気象状況になったとき、視聴者が知りたいことは、第一に実際に
どのような気象現象が起きるのか?そして第二に、どうやって身を守るのか?
ここで防災士としての知識が役立つと考えたからです。
今後の抱負をお聞かせください
ゲリラ豪雨のような異常気象は、ここ数年で頻発するようになりました。気象災害に対する防災意識を向上させるのは、メディアに属する人間としての責務です。ですので、これからさらに天気予報の中で防災の知識をもっと、もっと活用していきたいと思います。また災害時には、防災士としての瞬発力を発揮して、ことに当たる心構えを持ち続けることが大事だと思います。
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