防災士インタビュー

林山茂盛さん

お仕事の内容をお聞かせください

　ＮＴＴ西日本グループの「ＮＴＴ西日本－ホームテクノ北陸」において、お客様宅内のライフラインともいえる情報端末機器等の故障修理や、お客様の生活を豊かにするためのホーム／オフイスＩＣＴによる「家デジ」推進等、各種宅内サービスのマネジメント業務を担当しています。

ご自宅や職場の災害環境はいかがでしょう

　自宅のある地域では、昨年自治会として公民館を新築し、災害時には住民が避難できる拠点として対応できるようになりました。職場ではグループとして災害対策室が常設され、緊急連絡系統の確立、被災時の対策・復旧計画、他管内への支援等への司令塔として活動しています。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

　阪神淡路大震災の災害現場への通信復旧支援班の送り出しの経験や、能登半島地震の際に自宅が大きく揺れ、家族を守ろうとしてうろたえた体験、さらには豪雨や雪害等への他管内への通信復旧支援等から、防災について正確な知識をしっかり勉強し、地域社会の一員たる企業市民として貢献したいと考え、社内管理者として防災士研修講座の受講を決めました。

防災士の資格をどのようにして職務に役立てようとされていますか

　職務では管内はもとより他管内支援の際も、研修で学んだ経験を活かしています。東日本大震災の電気通信設備復旧支援の際も、現地派遣班に多くの情報を提供しました。今後はＢＣＰ（事業継続計画）策定等にも活かしていきたいと考えています。

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