防災士インタビュー

田中諒介さん

お仕事の内容をお聞かせください

株式会社社会安全研究所という防災・安全問題を専門とする、我が国でも数少ない民間の研究機関で、防災や安全を中心にしたコンサルティングを行なっています。自治体の防災計画や避難計画作り、災害対応訓練の実施、住民啓発を目的とした訓練やワークショップの運営など多岐にわたって支援しています。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

ある事業で防災士研修を申し込む機会があり、以前から興味があったので一緒に申し込んでみようと思ったのがきっかけです。仕事柄、防災に関しては専門性を持っていなければならないので、災害や防災に関する知識や事例の収集ができれば良いと思って取得を決めました。

現在、実際に取り組まれていることがありましたらご紹介ください

仕事とは直接関係ないのですが、自分が住んでいる地域の自治会に入会しています。私自身は単身者ですが、共助の精神を活かして地域に貢献できることはないかと思い入会しました。

今後の課題、抱負をお聞かせください

防災を広く普及するには、長い時間をかけた住民啓発と幼少期からの防災教育の充実が必要です。しかし、それを実現することは一朝一夕でできることではありません。また、真の防災は一人一人が自ら考えて行動することによって実現できると思います。そのためには様々な取組や研究の積み重ねが必要だと思います。そういった仕事の一端を担えれば良いなと考えています。

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