防災士インタビュー
小山沙織さん
お仕事の内容をお聞かせください
社会人のための資格スクール(保育士・手話)に勤務、総務業務を担当し、2010年頃から事業継続計画策定業務も担当しております。
なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか
会社の防災対策として、備蓄品の整備や安否確認システム導入、災害リスク調査などに取り組む中、防災についてより知識を得たいと思ったことが取得のきっかけです。
防災を学ぶことは、業務に役立つだけでなく、自分自身や家族を災害などから守る知識も得られると思ったことも取得理由の1つです。
ご自宅または職場周辺の災害環境はいかがでしょうか
会社の拠点は大阪:梅田と東京:渋谷ですので、地震に関してはいつ大きな地震がきてもおかしくない地域になり、発災時には帰宅困難者発生など、都市特有の問題点を抱えております。
当社においては、多い時には100人程の受講生が来校されるので、従業員はもちろん受講生の安全についての対策が求められています。
今後の課題、抱負をお聞かせください
研修の中で、多数の講師の方が東日本大震災の「釜石の奇跡」にふれられ、「防災教育」や「防災意識」の重要性を訴えられていました。防災について知らないという事がどんなに怖いことなのかを思い知らされ、防災に対して行動を起こさなければと強く感じました。
東日本大震災後、首都直下地震や南海トラフ地震などがクローズアップされ、「何か準備しなくては」と考えていても個人レベルで対策を進めている方は多くはないと感じています。
今後は、まず自分自身が防災について学習を続け、行動し続けていきたいです。
また、防災についての正しい知識を家族や会社の仲間から少しずつ伝えていき、安心して通ってもらえる会社、スクールになるよう目指していきたいです。
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