防災士インタビュー

竹川享志さん

お仕事の内容をお聞かせください

 中京大学大学院MBAおよび同大学経営学部にてリスクマネジメントの教鞭を執っています。机上論を展開するのみならず、株式会社バンブートラスト代表取締役として、リスクマネジメントコンサルティングを展開しています。これらの中で、クライシスマネジメント(危機管理)が近年重要視されており、基礎の机上研究論に加え、経営士として実際に実務コンサルティングを展開する中で、「使える」産学協同を目指しています。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

 リスクマネジメントにおける危機管理を実践するためには、諸外国の研究も含むわけですが、わが国における総務省消防庁を基本ガイドラインとした実践可能な防災という観点から、当該分野の専門性を高め、また、社会的認知をも必要と感じたため、取得を試みました。

防災士の資格を取得して得たことを、どのように職務や地域での活動に役立てようとされていますか

 職務としては、リスクマネジメント、危機管理という観点から、大学講義にも取り入れながら、企業コンサルティング等を実施していく中で、すぐに役立てています。また、地域での活動としては、地元ライオンズクラブのメンバーとして、奉仕活動の一環に取り入れながら、活動を展開していきたいと思っております。

今後の課題、抱負をお聞かせください

 試験に合格した後、直ちに職場にて活用し、防災の必要性という観点から講義やコンサルティングの中に組み込んでいます。また日常生活においても、行政と民間との懸け橋として一人でも多くの方々の役に立ちたいと思っています。

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