防災士インタビュー

高橋浩孝さん

お仕事についてお聞かせください

静岡県のヤマハ株式会社の人事・総務部本社事業所管理課というセクションにて、「本社事業所」を対象とした防災業務を担当しています。

被災の経験についてお聞かせ願います

東北地方太平洋沖地震の際は、原宿の事務所に勤務していた為、地震の揺れを20階建てビルの４Ｆにて経験しました。非常に大きな揺れによる恐怖を感じたとともに、自宅までの道のり約２０ｋｍを徒歩で帰宅し、いわゆる帰宅難民になりました。

なぜ防災士の資格を取得されましたか

会社で防災を業務として担当している事に加え、南海トラフを震源とする地震による大きな災害が想定されている静岡県に在住しているため、防災士の資格を取得することで、地震や津波に対する適切な事前の準備を行うことができると思ったからです。

実際に取組んでいることと今後の抱負についてお聞かせください

会社での仕事としての防災業務は、会社でそれぞれの社員の自助を中心に行うことが多いと思いますが、自分の家族の中でも防災について、人任せでなく自分事として自助の大切さを話し合っていきたいです。さらに「自助」という観点だけでなく、「共助」の精神を大切に地域でいろいろな貢献もして行こうと考えています。

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