防災士インタビュー

三澤哲也さん

お仕事についてお聞かせください

ミサワホーム中国株式会社でミサワホームの販売施工をしています。最近では戸建住宅だけでなく介護施設や医院建築等にも携わっています。

被災した経験がありましたら、お聞かせ願います

被災した経験はありませんが、平成3年の台風19号の塩害で自宅周辺が1週間程停電になり実家での生活を送った経験があります。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか

日常の業務が戸建住宅や施設の販売営業が中心で耐震住宅の説明をしていますが、カタログ上での数値だけでなく実際の災害時に弊社の建物はどうなのか、災害が起こった時には私たちはどのように対応すればよいかを理解したく参加いたしました。また今年の夏に次男が気仙沼にボランティアに行き実際の現場の状況を聞き、今の自分に何が出来るかを考え、より具体的に防災について考えるようになったのが大きなきっかけです。

防災士の資格をどのように活かしていきますか

岡山県は地震などの災害に対する不安が少ない地域と思っていますし、防災訓練参加者数も全国42位と防災・減災に関しては意識も低い地域です。まずは災害時の備蓄・備品の整備や防災対策を自宅から社内へと進めていきたいと考えています。また住宅販売に携わっていますので耐震住宅の販売はもちろんのこと、商談中でも研修で学んだ地震のしくみや風水害の対策、また身近でできる防災対策等をお客様にご説明したいと思います。

実際に取り組んでいることと今後の課題についてお聞かせください

まずは自宅の防災からで飲料水の確保や災害時の備品の整備、家具の転倒防止金物の設置を行いました。また家族と災害時の避難場所を決定し避難場所確認もしてきました。今後の課題としては、研修で学んだ災害時の対応や防災・減災の対策などを活かすために、地域の防災訓練へ参加するとともに、被災地のボランティア活動にも積極的に出かけていきたいと思います。

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