防災士インタビュー

川向剛史さん

お仕事の内容をお聞かせください。

ハウス食品株式会社の開発研究所で、加工食品の製品開発、技術開発を担当しております。

ご自身で被災された経験がございましたら、無理のない範囲でお聞かせください。

学生時代に札幌で釧路沖地震と南西沖地震を、社会人になってからは千葉にて東日本大震災を経験しました。どちらも震源地からは離れていたので個人の被害は大きくありませんでしたが、災害時のことを身近なものと考えるきっかけになりました。

なぜ防災士の資格を取得しようと思われましたか?

以前、自社の備蓄食関連の開発に携わる機会がありました。その時、自分なりに考えて開発を行いましたが、もっと災害時のことやその際にケアしないといけないことを知ることで、よりお役に立てる製品開発につながるのではないかと考え、資格取得を通して勉強したいと思いました。

防災士の資格を取得して得たことを、どのように職務や地域での活動に役立てようとされていますか

学んだことを、様々な視点で開発に反映させていきたいと考えています。また、受講前にはあまり念頭になかったのですが、地域自治体の自主活動参加の必要性についても気づくタイミングとなりました。今後はそのような視点でも活動していきたいと考えています。

今後の課題、抱負をお聞かせください

備蓄食の開発をして思ったことはは、「もしも」のときに役立たないと意味がないということです。「もしも」には様々な方の、様々なシーンがあります。今後も災害と向き合い、なるべく多くの方の「もしも」に役立てるような製品をお届していきたいと思っています。

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