防災士インタビュー
田中浩司さん
ご自身で被災された経験がございましたら、お聞かせください
消防団に入っていた頃、周辺地区で小規模な土石流が発生しました。その現場に出動していて、間一髪のところで全員流されずに済みました。大きな岩や大木、U字溝といったものが流れ下ったのを見てゾッとしたのを覚えています。
なぜ防災士の資格を取得しようと思われまたか
3年程前まで地域の消防団に入っていましたが、定年制度があり定年のため、幹部まで務めて引退する形で退団しました。しかし、職場が居住地域にあり、昼間も地域にいることが多いことから、消防団に所属していたころの知識や技術を地域の防災に活かせないかと考えていました。そんなおり、町の広報より、防災士の紹介とセーフコミュニティの観点から防災士を地域に1人以上いるようにしたいとの方針が発表されたことで防災士の資格に挑戦することにしました。
防災士の資格を取得して得たことを、どのように役立てようされていますか
普段から地域にいることから、地区の防災関係役員や消防団と協力し、災害に強い地域作りへの参加をしたいと思っています。また、職場での防災訓練での防災教育にも役立てられると思います。
現在、実際に取り組まれていることがありましたらご紹介ください
まずは自分の周囲からという基本に周囲の危険個所の把握、会社や自宅の消火器の点検、家具家電の点灯防止等を始めています。
今後の課題、抱負をお聞かせください
地域の防災のため、地区役員や消防団と協力し、災害に強い地域作りを目指したいと思っています。また、町内にいる防災士の皆さんとの連携とスキルアップ、行政との協力を進め、町が目指す、安心安全な町作りに協力出来たらと思っています。
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